カネト合唱劇

人権学習として、カネト合唱劇を小学生と一緒に鑑賞しました。天竜峡以南の飯田線を測量技師として開通させる一端を担った人物です。この泰阜に今は秘境駅と知られている駅があるのも、カネトさんの功績が大きいとされています。合唱劇では、カネトさんが測量していく際にアイヌ人ということで迫害にあっていたこと、山間地の大変さや、気候による労働の大変さが表現されていました。その過酷な状況の中でもアイヌの誇りとともに飯田線が南へ延びていくことに希望を見いだしていたカネトさんの生き方を垣間見ることができました。生徒たちも合唱劇を見たことで興味が湧き、クラスへ帰る際、カネトさんの掲示物を見ている姿が印象的でした。